随分しばらくぶりの更新になりまして恐れ入ります。
みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
昨年の振り返り的な記事を書いていませんでしたので、今回は私の2021年の振り返りと、2022年にこういう事をやってみたいな。ということをざっくりと書いていこうと思います。
どこでどう伝わっているのかよく知りませんが、リアルで「もしかしてみそさんですか?」って言われることも時々ありまして。
私が思っているより多くの人がこの記事を読んでいるかもしれないのですが、「そんなん興味ないんじゃけど。。」という方も、まあそう言わずにお付き合いくださいませ。
2021年 いちばん驚いたこと。
とはいえどもですが、、1年前の事ですから思い出すのもひと苦労なのですが。。
去年一番驚いた大きな出来事といえば、
指導に行っている学校が吹奏楽コンクールで支部大会に出場した
間違いなくこれです。
こういう事いうと子どもたちに失礼でしょうが、まさかの出来事でした。
すこし詳しくお話ししたいと思います。
指導に行っている学校が吹奏楽コンクールで支部大会に出場した
この学校には以前から指導に関わっていたのですが、学校さんの方針と某流行り病の影響もありまして、夏までに指導したのは2回くらいしかなかったのですが、なんと県大会を突破して支部大会出場。正直驚きました。
支部大会直前にもう一度指導に行きましたが、学校の方針?予定?都合?何がどうなってそうなったのかは存じませんが、7月末に県大会が終わって約20日後が支部大会だったのですが、その間に10日間くらい練習できない期間があったんだそうです。お盆も休まざるを得ないでしょうから更に2、3日は練習できなかったことでしょう。
これには正直驚きました。基本的に中学生や高校生は小手先のテクニックに走らずに真っ向勝負で臨んでもらいたいとは思っていますが、こうもネガティブな条件が整ってしまうと正直どうするべきか悩みました。
その学校の先生も普段は「小賢しい技術よりも、長い目で見て指導してほしい」とおっしゃっていますが、この時ばかりはちょっと実践的な?その時だけ有効な?なんと言っていいかよくわかりませんが、その場しのぎの技を教えてしまったような気もします。
そのあと暫くしてからアンサンブルコンテストに向けての曲選びや曲の指導もしましたけど、それらを通して強く思ったことは
とにかくパワー不足ってことでした。
とりあえずパワー。
もう少し具体的に言いますと、
パワー不足なので
- 大きい音を出すことに慣れていない
- 故に、大きい音も小さい音もコントロール性に難がある
- 十分な響きがなく、いかにも子どもっぽい演奏になりがち
- 音色の選択肢が少なく、表現の幅が狭い
- ちょっと長い曲を演奏すると最後まで集中力がもたない
- 総合的に演奏に余裕がない
などの課題が浮き彫りになりました。
この学校さんには3ヶ月に1回程度の指導頻度なので、顧問の先生だけでなく子どもたち自身がパワーの必要性を実感して、放っておいても進んでパワーアップに有効な練習をしていくように指導せねばなりません。
指導者としては知恵の絞りどころですね。
パワー以外はどうする??
よい合奏をするうえで、参加する個人の要素として欠かせないのは次の3つ。
すなわち
よい音色
よい音程 です。
この3つのうち、パワーはどこに効くのかといえば3つすべてに作用すると思います。
よいリズムにはもちろんソルフェージュのトレーニングも必要ですが、思った通りのタイミングで発音するには適切な息のコントロールが不可欠です。
また、よい音色の定義を「その楽器本来の響き」と仮定するならば、少なくともトロンボーンは少ない息でよい音色がするように作られていません。
幸いなことに音程は悪くないんですよね。顧問の先生の優れた指導と、生徒たちの努力を感じます。
それでも、パワフルな息を送り込んだほうが間違いなく音程は定まりやすくなります。いや、ほんとに。
2022年にやりたいこと
話はがらりと変わりますが、マーチング大好きなんですよ。わたし。
マーチングに関わる機会がぐっと減ってしまった今日この頃、どうして松山にはマーチングが根付かないんだ?と何度も考えたのですが、私自身が根付かせるための努力をしていないのも事実。
死ぬまでに何か残したいなとはずっと思っていましたし、どうせやるなら好きなことがいい。
というわけで、どうすれば松山にマーチングが根付いていくのかを真剣に考え、出来ることから実践していく2022年にしたいなと思いました。
あと、今年はもう少しまめに更新したいです(;^ω^)
本年もよろしくお願いいたします。