このブログ、近頃はすっかりマーチング応援ブログになってしまっていますが、今はシーズン真っ只中ということで、ご容赦いただけると助かります。
さて、10月18日にマーチングバンド全国大会四国支部予選、そして24日には中国大会を観戦してきました。
マーチングバンド全国大会は、吹奏楽連盟主催のマーチングコンテストとは異なる別の大会です。
2週続けて大会を観戦し、改めてマーチングの面白さや奥深さを感じるとともに、四国のマーチングを取り巻く現状について、いろいろと考えさせられました。
四国大会で感じたこと
昨年は「高知県マーチングバンド&バトントワーリングフェスティバル」との同時開催だったこともあり、出演団体数はもう少し多かったのですが、今年は単独開催ということで、参加団体数には正直なところ少し物足りなさを感じました。
それでも、私がプレイヤーだった頃と比べれば、出場チームもお客さんも増えていますし、大会の雰囲気もずいぶんスポーツイベントらしくなってきたとは思うんですけどね。
もちろん、出演した団体はどこも一生懸命。それぞれの持ち味を生かした演技を披露してくれました。出演者の皆さんの努力には、心から拍手を送りたいと思います。
会場・観客動員について
マーチングは基本的に正面から観ることを前提に演技が構成されているので、お客さんも正面側に集中します。
今回、その正面席は一応満席でした。ただ、左右の席に座っていた方を合わせても、私の目には500人程度の観客数に見えました。もちろん公式な数字ではなく、あくまで個人的な印象です。
チケットの販売方法については、前売り券がいまいち買いにくい仕組みになっているのは、やっぱり残念じゃったと思います。
もっとも、開演時間になっても当日券が購入できる状況でしたから、販売手数料や運営上の負担を考えると、チケット販売業者を利用するのも簡単ではないのかもしれません。
大会を滞りなく運営するだけでも大仕事なのはよくわかりますし、限られた人員や予算の中で準備を進め、当日を迎える関係者の皆さんには、本当に頭が下がります。
スポーツイベントっぽい華やかさが欲しい
私は以前から、マーチングの大会は、たとえ審査を伴うものであっても、スポーツショー的な盛り上がりがとても大切だと思っています。
吹奏楽から来た人にとっては「スポーツショー的?どゆこと?」と思うかもですが、マーチングバンド全国大会は近年スポーツ庁の後援を受けていますし、ノリや雰囲気は完全にスポーツのそれだと思います。
ワクワクしようぜ!
例えば、開演前には場内ライティングを工夫して雰囲気をつくったり、BGMを流して気分を盛り上げたり。会場の外にはキッチンカーが並んでいて、開演前からちょっとしたお祭りのような雰囲気があったりとか。BリーグやSVリーグの試合前もそんな感じでしょ?
そんな、会場に到着した瞬間からワクワクできるイベントになったらいいのになぁと、ずっと思っているんですよね。なかなかそうはなりませんけどね。残念。
マーチングに取り組む人たちにとって、大会は年に一度の大きな晴れ舞台です。
だからこそ、もっと華やかな舞台にしたい。
もっと盛り上げたい。
もっとお客さんを呼びたい。
出演する人にとっても、観に来る人にとっても、「すっごく楽しい!」「来年もまた来たい!」と思えるイベントになってほしい。
そんなことを考えながら、観戦していました。
極小編成の活路。
さて、中国大会では参加団体数が多く、バトントワーリングは翌日開催。マーチングバンドだけの単独イベントでした。
中国大会では、20〜24名程度の極小編成(30名未満の編成を勝手にそう呼んでいます)の団体も3団体出演していました。
大変興味深かったのは、人数の少なさによる物足りなさを、それほど感じなかったことです。
ピットを配置し、演技エリアをコンパクトに使ったスタイルのショーは、やはり小編成との相性が良いように感じました。
バンドフロントに3〜4名を配置し、ピットに加えてバッテリーも編成している団体では、ブラスはわずか10名程度。
それでも、音楽と動き、視覚的な演出がうまく組み合わされ、ショー全体として十分な見応えがありました。
アンサンブルコンテストに通じる難しさ
もちろん、極小編成でここまで仕上げてくることは簡単なことではありません。
一人ひとりが自分の役割を確実に果たさなければなりません。演奏技術はもちろん、動きの精度や表現力など、個人に求められるレベルは高く、ウエイトも大きくなります。
どの学校でもすぐに同レベルの演奏演技が実現できるわけではないでしょう。
それでも、人数が少ないことを理由にマーチングの可能性を狭める必要はないのだと感じました。
この3団体はいずれも金賞を受賞し、ステージ全国大会への推薦を受けたチームもありました。
極小編成でも工夫次第で魅力的なショーを作れることを、実際の演技から感じられたのは大きな収穫でございました。
すごく長くなりそう。
続きは分けて書きます。

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