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楽器吹くのに腹筋ってどーゆーこと??

おはようございます。みそさんです。

最近はあんまり見かけませんが。。。

40代のみなさま。

吹奏楽部で、活動時間内に腹筋してたりしませんでしたか?

オイラはね、、、

メチャクチャやってましたwww

今の体型からは想像できませんが、20歳くらいまでは腹筋割れてましたよ。( ̄ー ̄)ニヤリ

さて、今となっては吹奏楽部の貴重な部活の時間に筋トレやるとか前時代的もいいところですが、それでも楽器を吹くときには腹筋を使うっていうのは定説ですよね。

しかし、楽器が上手い人がみんな腹筋バキバキかといえばそんなことはないわけで、

どうやら管楽器の演奏では、

ポイント

  • 「腹筋を使う」けれども、
  • 「腹筋を鍛えたら上達するわけではない」らしい。

ということがわかります。

 

それでは本日のテーマ

本日のテーマ

楽器吹くのに腹筋ってどーゆーこと??

はじめまーす♪

 

楽器を上手に吹くためには腹筋を使うらしいぞ

「楽器を上手に吹くためには腹筋を使うらしいぞ」っていうのを最初に意識したのはいつだったでしょうね?

私の場合は高校生の頃はもう間違いなかったですが、中学生のときでもひょっとしたら意識していたのかもしれない。

しかし、いつから?何のきっかけで?って聞かれたら思い出せない。どうも記憶が曖昧で申し訳ないです。

「息の支え」とか「お腹の支え」とかいう言葉は中学生の時から聞いていた気がするので、おそらく中学生の時にはもう意識していたんでしょう。

中学生の時にはみんなで腹筋やったりした覚えはないですが、高校生の時はやってた気がします。それもなぜか散発的に。

今思い出しても「なんじゃそら?意味ワカンネー。」って思いますね。

さすがに今の子はやってないじゃろうなぁ。

 

吹部で筋トレ?

吹奏楽部っていうのは結構な大所帯であることが多いですよね。

人数が増えると統制(あんまりいい言葉じゃないなぁ。。)が大変ですが、一緒に体を動かすのは有効なことが多いようです。

筋トレに限らずですが、みんなで体を動かすっていうのは、集団意識が高まったり健康増進のためにはある程度の効果があるんじゃないかと思います。

ですが、楽器の上達のためという考えならば貴重な部活の時間にやる必要はないんじゃないかな?とも思いますね。運動部じゃないんだし。

激しめのマーチングをやるなら、多少はフィジカルトレーニングの時間が必要でしょうね。練習の途中で脚がへばったら転んで怪我するし。

でもマーチングって1つのショーを作るのにめちゃくちゃ時間がかかるので、時間的に筋トレやる時間なんか無い気もします。難しいですね。

 

腹筋の役割とは?

一般に「腹筋」といえば腹直筋のことを指して言うことがほとんどです。

腹直筋とは、ざっくり言うとお腹の正面の筋肉です。みなさんのイメージでもそうではありませんか?

腹直筋の役割としては、

体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与している。

引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/腹直筋

ということで、呼吸にも寄与しているんだそうです。

さて、我々にとって重要なのは管楽器の演奏に腹筋をどう使うのか?というところなのですが、これね、いろんな事を言う人がいるので混乱する人も多いんじゃないかと思います。

私も、レッスンに通い始めた頃は「腹筋病」とかいわれて、腹筋の使い方を誤解している典型的な例を体現していたようです。(笑)

 

超ざっくり!楽器を吹くときの腹筋の役割

楽器を吹くときの腹筋の役割を超ざっくりと一言でいうと、

力強い息を安定して吐き出すことだと思います。

ちなみに、「腹筋」って言ってますが、楽器演奏を自由にするために働く腹部(腰回り)の筋肉全般ってことで読んでください。

骨盤底筋群のことには触れませんけど、腹部に含むってことでお願いします。

 

腹筋の出番は吐くときだけ。吸うときはお休み。

腹式呼吸では息を吸うときに横隔膜を収縮させます。

横隔膜も腹筋と呼ぶ場合は吸うときにも腹筋の出番がありますが、多くの場合はそういう風には思っていないんじゃないかと思います。

腹式呼吸で横隔膜がどう動いているかは、Youtubeなどで「腹式呼吸 横隔膜」で探せばわかりやすい動画を見ることができます。

ただ、ちょっと困ったことを言っている動画もたくさんあるので、そのへんの取捨選択はおまかせしますね。

私は基本的に、腹筋の役割は息を吸って膨らませた体を内側(及び上方向)に絞って呼気にエネルギーを与えることだと思っています。

それだけじゃないんですけどね、でもとりあえず今は

ポイント

腹筋の出番は吐くときだけ。吸うときはお休み。

ってことだけお伝えしておきます。

息を吸うときには腹筋は緩んでいていいんですよってことです。

 

「息の支え」とはなんぞや?

よく聞きますよね。この言葉。

「おなかの支え」っていう言葉もありますが、概ね同じ意味で使われていると思います。

これ、説明できますか?

歌も管楽器もやってない人にわかるように。具体的に。説明できますか??

たぶん、世の中の管楽器吹きの殆どが知っている言葉なのに、はっきりと具体的に説明できる人はとても少ないと思います。

そのためか、人によって思っていることも若干違うんじゃないかと思うんですよね。

そういう私自身も、子どもの頃は特に考えずにその「言葉だけ」使ってましたし、後輩に教えるときにも偉そうに使ってました。

教える側がよくわかってないとか。。よくないですよね(汗)

 

現在の私の考えは、有名なアレクサンダーテクニーク教師であるバジル先生が度々述べている考えとほぼ同じです。

バジル先生がどう考えているかは、バジル先生のブログや動画、著書などで知ることができます。

 

「息の支え」における横隔膜のしごと

とりあえず今は細かい説明は省略しまして、ここで言う「息の支え」とは

息を吐き出すときに、息が一気に出ていってしまわないように息の流れにブレーキをかけることです。

「支え」という言葉には「もちこたえる。維持する」という意味がありますが、放っておくとある一方向にどんどん働いてしまう力を、逆方向の力で押し止めることです。

これを説明するのに、よく「綱引き」に例えられます。

演奏における腹筋に置き換えますと、腹筋が息を押し出そうと内側に動くのを逆方向に邪魔する動作が必要になりますが、これが横隔膜の仕事なんだと思います。

筋肉は収縮することしかできないのですが、内側に収縮する腹筋とは逆方向の力。すなわち、横隔膜が収縮するときに内蔵を下方向(付随的に外方向)へ押す力がここで言うブレーキになります。

腹筋が内側へ、横隔膜が外側へ。2つの力が同時に働く状態を「息の支え」と呼ぶのではないか?ということです。

 

「息の支え」を使うとこんな感じ。

この状態を少し難しい言い方で「呼気時の吸気的傾向」ということもあります。

吸っているときの体の状態を維持したまま吐くんですけど、これをやると腹筋に押された内臓が横隔膜に押し戻されて腹圧が高まり、感覚的にはお腹が張ったような感じになります。

人によっては、息を吐いているときの方が吸っているときよりお腹が膨らんで見えます(個人差があります)。

私がこの言葉を初めて目にしたのは大学生の頃なので、もう20年くらい前です。

実は、BODY CHANCE系のアレクサンダーテクニーク教師たちの間でもよく使われる言い方なんだとか。

私がその当時に読んだ本の著者はアレクサンダーテクニークと関わりがないんじゃないかと思いますが、それでも同じようなことを言っているのはなんだか不思議というか、おもしろいですよね。

 

本日のまとめ

今回はちょっと長くなりましたね(汗)

まとめてみましょう。

  • 管楽器の演奏では腹筋を使う。
  • 腹筋の役割は力強い息を安定して吐き出すこと。
  • 腹筋の出番は吐くときだけ。吸うときはお休み。
  • 「息の支え」は横隔膜のしごと

正直、全然書ききれてないのですけど、あんまり長いと読んでもらえないですよね(汗)

また掘り下げて書いてみようと思います。

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございます。

それではまたね。

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